SDGs【持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)】
貧困、紛争、気候変動、感染症。
人類は、これまでになかったような数多くの課題に直面しています。
このままでは、人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなると心配されています。
そんな危機感から、世界中のさまざまな立場の人々が話し合い、課題を整理し、解決方法を考え、2030年までに達成すべき具体的な目標を立てました。
目標 1 あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ
目標 2 飢餓をゼロに
目標 3 あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
目標 4 すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
目標 5 ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
目標 6 すべての人々に水と衛生へのアクセスを確保する
目標 7 手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
目標 8 すべての人々のための包摂的かつ持続可能な経済成長、雇用およびディーセント・ワークを推進する
目標 9 レジリエントなインフラを整備し、持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る
目標 10 国内および国家間の不平等を是正する
目標 11 都市を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする
目標 12 持続可能な消費と生産のパターンを確保する
目標 13 気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
目標 14 海洋と海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する
目標 15 森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
目標 16 公正、平和かつ包摂的な社会を推進する
目標 17 持続可能な開発に向けてグローバル・パートナーシップを活性化する
柏ブルワリーのSDGs
上記のように項目がたくさんあって、何をすればいいのかわからない、と思っている人も多いのではないでしょうか。
私自身も、すべてをきちんと理解しているわけではないのですが、私の子供のころにはよく「一日一善」などという言葉がよくつかわれていました。
また、親からは徳を積みなさいなどと言われることが多かったように思います。
「道に落ちているごみを拾う。」
こんな小さなことでも、繰り返して行えば社会環境をよくすることにつながるのではないでしょうか。
企業が考えることと、個人が考えること、年齢や国籍などでもそれぞれ考え方が異なると思いますが、簡単なことから始めてみるのもよいのではないでしょうか。
ちなみに当店では、梨の果実で出荷できないもの(食べられるのに傷がついたものなど)を加工してワイン作りを行いました。
食品廃棄ロスに小さいながらも貢献いたしました。
また千葉県で行っている「チバのSDGs」に申請いたしました。
コーズリレーテッドマーケティング
コーズリレーテッドマーケティングとは、商品やサービスを提供したときに、環境保全などの社会貢献に積極的に結び付けるマーケティング手法のことです。
始まりはAmerican Expressが行った「自由の女神修復キャンペーン」
このプロジェクトによって広まったと言われています。
クレジットカードを利用すると、1回につき1セントが、自由の女神の修復のために寄付されるプロジェクトです。
私もこういった形で、自社商品が社会貢献できるものを提供したいと考えています。
本来、就業困難者に仕事を斡旋できるとよいのですが、当社の商品ではまだまだ数量が少なく、また、安定しないため、同じような考えを持つ企業と取り組みをもって、安定した数量になるまでは寄付型商品の開発を行い、販売できたらと考えています。