宣言解除されても個人店がなかなか営業再開できない理由
個人事業主や、非正規雇用の方々がなかなか活動再開ができない理由は、営業活動を一人で行っている方が多いためで、その方々にも家族がいて、一人でもコロナ感染や、濃厚接触者になってしまうと家族全員が活動出来なくなってしまうためです。
一人ずつ期間を置いて感染してしまうと最悪です。
隔離措置を解除すると感染者が増えてしまうことや、新たにウィルスが変異してしまうと、感染経路をつかむことも出来なくなってしまうので、行動自粛をしながら感染者が少なくなるまで待つしかなさそうです。
私は3回目のワクチンを打ちましたが、営業再開の為には毎回ワクチンを打たないとならないでしょうし、経口薬が出るまでは感染者は減らないでしょう。
ワクチン接種は私の場合、毎回熱が出たことや倦怠感、注射を打った方の手が痛くて上がらないなど2、3日は動けなかったので、営業にも支障がありそうです。
飲食店は食中毒や感染症にとても弱い業種で、今までもO157や狂牛病、鳥インフルエンザ、生レバーや生ガキなど、世間で何かとニュースで大きく取り上げられます。
そのため自店から感染者が出ないよう十分すぎるほどの注意を行ってきました。
宣言が解除されても活動再開できないのは、飲食店の元々の自店を守るための意識が高いことと、隔離措置でやむを得ず休業せざるを得ないからです。
国や県の指示で、約2年の営業活動自粛も影響があったと思います。
常連さんの店離れや、生活スタイルの変化で家飲みが増えたこと、飲食業への信用度はなくなってしまったので、アルバイトなどが見つからないことなど、営業再開のハードルはかなり高いです。
当店の営業再開
当店の営業再開は、今まで駐輪場だった場所に小さなカウンターをもうけ、ちょっとしたつまみと自家製のワイン、クラフトビールを提供できる場所を作りました。
以前のような宴会場や食事は出来なくなりましたが、気軽に立ち寄ってもらえるようなお店にしてみました。
当面は土曜日の営業のみで、直販などはご予約制で承ります。